PDT(eclipse)で PHP 開発デバッグ環境の構築 (mac)

2012年1月3日 03:30

ネットの情報が古かったり、XAMPP(win) の設定だったりと、
すごく分かりづらかったので覚え書き。

※ MAMP は必須なのでインストール済みとする。

■PDT のダウンロード
http://www.eclipse.org/pdt/downloads/

現時点では 2.2.0 が最新バージョンだったので、
All-In-One Mac OSX Cocoa 64-bit をダウンロード。
解凍すると eclipse フォルダが現れるので、それを /Applications に格納する。

■日本語化プラグイン Pleiades のダウンロード
http://mergedoc.sourceforge.jp/

Pleiades の本体(安定版)をダウンロードする。
現時点での最新版は 1.3.3 だったのでそれをダウンロード。
解凍すると pleiades_1.3.3 フォルダが現れるので、
features フォルダの中身を /Applications/eclipse/features に、
plugins フォルダの中身を /Applications/eclipse/plugins に各々格納する。

■eclipse.ini の編集
/Applications/eclipse/Eclipse を右クリックで「パッケージの内容を表示」を選択し、
Contents/MacOS/eclipse.ini をテキストエディタで開き、最終行に下記を追加する。

-javaagent:/Applications/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades
/pleiades.jar=no.mnemonic
(実際は1行)

■php.ini の編集
/Applications/MAMP/conf/php5.3/php.ini をテキストエディタで開く。
下記のように XDebug に関する設定を追加する。
Zend は使用しないのでコメントアウト、もしくは削除する。

[xdebug]
zend_extension="/Applications/MAMP/bin/php5.3/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20090626/xdebug.so"
xdebug.remote_enable = On
xdebug.remote_handler = dbgp
xdebug.remote_mode = req
xdebug.remote_host = localhost
xdebug.remote_port = 9000
xdebug.idekey =
xdebug.profiler_enable = On
xdebug.profiler_output_dir = "/Applications/MAMP/tmp/xdebug/"

[Zend]

■PDT の起動
/Applications/eclipse/Eclipse をダブルクリックで起動。

■環境設定
[eclipse]→[環境設定] で環境設定パネルを表示する。

1)PHP 実行可能ファイル
左メニューから「PHP > PHP 実行可能ファイル」を選択。
下記の設定にする。

PHP 実行可能ファイルの編集

※zend デバッガーは、PHP5.3 は正式サポートしていないので、XDebug を使用する。

2)PHP サーバー
左メニューから「PHP > PHP サーバー」を選択。
ドキュメントルートを設定する。

サーバーの編集

3)デバッグ
「PHP > デバッグ」
デバッガーとして XDebug を選択する

PHP デバッグ

設定後、正常に完了していれば、phpinfo() で XDebug に関する情報が表示される。

以上の設定で、PHP デバッグ(パースペクティブ)でデバッグ構成を設定後、
デバッグしてやれば OK。

デバッグ構成

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1件のコメント

  1. […] 参考にしたのはここの記事あたり。 […]

    ピンバック by Eclipse(PDT)で開発デバック環境を。PDT+MAMP | pochi.me — 2016年9月13日 10:28

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