良いコードを書く技術
2011年5月8日 01:48
「良いコードを書く技術 -読みやすく保守しやすいプログラミング作法」
縣 俊貴 (著) / 技術評論社
本書は『WEB+DB PRESS』の連載をまとめたもので、
読みやすく保守しやすい「良いコード」の書き方を解説した入門書です。
今まで AS や JS でスクリプトを書いたり、
たまに WordPress で PHP を書くぐらいの
いわゆるプログラマとはちょっと違う中途半端な立ち位置にいた自分にとって、
良いコードを書くためのお作法を知る絶好の良書でした。
(と言いつつも、新しい会社の名刺の肩書きは恐れ多くもプログラマなのですがw)
プログラマにとっては常識的なことなのかもしれないですが、
今まで自己流でやってきたので、
意外と知らない事が多く非常にためになりました。
美しいコードというのは、
メソッドやクラスの名前のつけ方から始まって、
スコープを小さくし、コードを抽象化していくことによって
可読性をあげたり、保守性、再利用率を高めたり、
今までも何となくはやっていたけど、
スキル以前にそこが大事なんだなというのを感じました。
何を隠そう、これを読むまでユニットテストって何ぞや?ってレベルだったのでw、
そんな自分にとっては非常に価値のある書籍でした。
下記のような部分は明日からも取り入れられそうです。
■良いコードは良い名前から生まれる
良い名前を使うことで読みやすく理解しやすいコードになり保守性も向上する。
逆に悪い名前はバグを生み出しやすく、保守性が難しくなる。
■スコープ
他のクラスやメソッドへの依存を小さくし、問題領域を小さくすることで
保守性の高いプログラムを書くことができる。
■コードの分割
コードを分割することで、可読性、保守性、再利用性の向上をはかる。
■コードの集約
コードの重複をなくし、まとめることで、コードの見通しを良くし保守性を高める。
(メソッド、継承、ユーティリティクラス、オブジェクトなどにまとめる)
しばらくの間、これらの点は集中的に意識してがんばってみようと思います。
カテゴリー: book
2 Comments
Leave a comment
とっても勉強になったようですね~。
僕も購入して読んでみます!
コメント by tatzuro — 2011年5月8日 02:33
とても読みやすいですし、得るものも多い良書でした。
オススメですー。
コメント by littlepad — 2011年5月8日 02:40