Movable Type アップグレードまとめ

2010年1月26日 01:11

一部自己流な部分もありますが、次回アップグレード時に備えて一連の流れをおさらい。

  1. MT ディレクトリ一式のバックアップ
    サーバ上の MT ディレクトリ一式をローカルにダウンロード。
    これらは、mt-config.cgi や plugins系の引き継ぎに利用する。
  2. 書き出されたブログコンテンツのバックアップ
    アップグレード失敗した上に、復元も出来ず…、なんていう
    本当に最悪のケースの時、このバックアップファイルを見ながらブログを再構築し、
    手動でデータをアップしていくことは可能なので、一応念のためにとっておく。
  3. ブログの完全バックアップ
    システムメニューから[ツール]→[バックアップ]で、全ブログを選択してバックアップする。
    非圧縮でバックアップする場合、バックアップデータは mt-config.cgi で
    指定したテンポラリディレクトリに書き出される。
    テンポラリディレクトリが未設定の場合は “/tmp” に書き出すが、
    サーバによってはうまく書き出せないケースもあるので、
    基本的には下記の要領で任意のディレクトリに指定し直した方がよい。

    TempDir /home/*****/www/mt/tmp

    書き出されたバックアップデータはローカルへダウンロード後、
    速やかにサーバ上から削除する。
    詳細はこちらのエントリを参照のこと。

  4. 新バージョンの MT をアップロード
    旧 MT ディレクトリを “MT_BAK” などにリネームして、
    新規に MT ディレクトリをアップロードする。
    旧 MT ディレクトリをリネームして残しておくのは、
    アップグレードがうまくいかなかった場合、すぐ元バージョンに戻せるため。
  5. mt-config.cgi や plugins系ファイルの引き継ぎ
    旧バージョンで使用していた以下のファイル類を同じ階層にアップする。

    • MT ディレクトリ/plugins/
    • MT ディレクトリ/mt-static/plugins/
    • MT ディレクトリ/mt-config.cgi
  6. CGI類のパーミッション設定
    MT ディレクトリ直下の CGI 類が実行出来るようにパーミッションを修正
  7. アップグレード開始
    ブラウザから “MT ディレクトリ/mt.cgi” にアクセスすると、アップグレードが開始される。
  8. 確認と後処理
    ひと通りの動きが確認出来たら、[ 4 ] でバックアップした旧 MT のディレクトリを削除する。

参考)Movable Type アップグレードガイド
http://www.movabletype.jp/documentation/upgrade/

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