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CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」へ参加してきました

CSS Nite LP, Disk 6「CMSリベンジ編」へ参加してきました

http://lp6.cssnite.jp/

6/27日(土)に行ってきましたので、そのレポートです。
ちなみに写真は、会場で頂いたオバマ饅頭(from 福井県小浜市)とポストカード。

今回、MT、WPに代わる新たなCMSとの出会いを期待して参加してきました。
といってもWPに関しては現在勉強中なので書籍ベースでの知識しか持ち合わせておらず、
結局はMTとの比較になってしまうのだけど…。

制作者サイドとして、自分が感じるMTの長所・短所は以下の通り。

長所

短所

ここら辺を今回のCMSの判断基準とし、セミナーに参加した。

SOY CMS
http://www.soycms.net/

デザインHTMLからCMSへの組み込みの簡易さ

とにかくデザインHTMLからCMSへの組み込みが楽そう!というのが印象に残った。
SOY CMSは下記ソースのような感じでブロックIDと、CMS IDというものでデータの反映箇所を指定。
MTタグと違い、コメントタグでブロックIDを指定し、HTMLタグにCMSのIDを埋め込んでいくので、
ブラウザ上で表示確認ができるというのが魅力!
もちろんDWでの編集も可。基本的なHTMLコーディングが出来る人であれば、
その延長線上で実装まで出来そう。
下記は会社案内にタイトル(title)を、内容部分に本文(content)を割り当てている例。

会社案内

ここには会社案内の内容が入ります。

プラグイン「SOY App」

SOY CMSにはSOY Appというプラグインがあり、問い合わせフォーム、メール一括送信、掲示板などを
管理画面の操作だけで行うことが出来る。
http://app.soycms.net/

その他

WebRelease2
http://www.frameworks.co.jp/

実績案件として挙げていた実績サイト

管理画面カスタマイズの自由度は高そうだったし、きっと何でも出来るのでしょう。
CSS Nite鷹野さんのツッコミもあったが、何故WebReleaseじゃなくてはならないのかという部分が
言及されていなかったので、何ともぼんやりしていて良さがイマイチ伝わってこなかった。
プレゼンを聞いた限りだと、それって既存CMSでも出来るのでは?と思ってしまったのも正直なところで、
この値段の差がどこにあるのかもっと伝えてほしかった。
機能そのものより、これだけ低価格のCMSが溢れている中で、
この金額はなかなか提案ベースにはもって行きづらいというのが実状かも。

CMS Designer
http://cms.al-design.jp/

これでテンプレートのブラウザ確認が出来ればもっと手軽感があって良いと思ったのだけど、残念ながら出来ないよう。
DWでは編集、確認共に可能。
しかし、それを抜きにしてもなかなか使いやすそうなCMSに思った。

余談)抽選会でおみやげのオバマ饅頭を頂きました!

RCMS
http://www.r-cms.jp/

きっと何でも出来るんだなぁという印象。
ただその反面、管理画面の階層が深く、複雑な印象を受けた。
まあ、ここは触ってみないと分からない部分なのだけど。
一部をCMS化というより、ガッツリCMSサイトを構築する際に有効かも。

余談) ディバータさん、数年前に某音楽SNS構築の際、デザイン側でご協力させて頂きました。
あのサイトもRCMSだったのだろうか??

a blog cms
http://www.a-blogcms.jp/

フォーム

ルール機能

HTML+CSSの知識で使える

制作会社が作ったCMSということで、非常に共感できる部分が多いプレゼンだった。
当日会場でMT、WPの代替として使ってみたいCMS投票で選ばれたのも納得。
ブロック単位でのモジュール管理でシンプルで分かりやすい構造という点も、ウェブ制作者向けだなぁと感じた。

全体の感想

個別の細かい項目(例えば、承認ワークフローとかWYSIWYGエディタとか…)は別として、
どのCMSでもある程度のことは出来てしまうんだろうなということ。
よって案件規模に見合うCMSを選ぶ判断基準を制作サイドで持たなければならないと思った。

現状請け負っている案件規模や要件だと、SOY CMS、CMS Designer、a blog cmsが
一番理想的に思えた。
デザイン組み込みの手軽さ、個人的に一番気になっているクライアントへ提供する
管理画面のカスタマイズの自由度という点がやはり大きい。
せっかくCMSで機能的な要望が満たせていても、インターフェースで迷うようでは意味がないと思うので。
もうこれは触ってみるしかないなと思った。

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